エアコンから嫌な臭いが漂う。水が垂れてくる。
業者にお願いしたいけど値が張るし・・・。
だからと言って自分で掃除なんてできるのかな・・・?
そのような疑問をお持ちの方のお悩みに答えます。
趣味で3年ほど前からエアコン清掃をしています。
そのノウハウを一部公開いたします。
とはいいつつも、皆さんご自分で清掃を行う際は自己責任でお願いいたします。
①今回お掃除するエアコン(Panasonic製 CS-F401C2)
このエアコンの左側(赤丸部分)から、ポタポタと水が落ちてきます。
ドレンホースからは排水されているのですが。
謎です。
そんなエアコンをバラシていきます。
今回お掃除したエアコンはPanasonic製 CS-F401C2という機種になります。
②清掃前には必ず電源プラグを抜く
感電防止等のため、清掃前に電源プラグを抜きましょう。
続いて、本体カバーを外してまいります。
③本体カバーの外し方
このエアコンの場合ですと、こちら(吹き出し口両下:赤丸部)の2か所にネジカバーが付いておりますので、それを指で引っ張るとネジが出てきます。
そのネジをを緩め、カバー両側を手で持ちながらツメを外し、手前に引くと表面のカバーを外すことができます。
外すとこんな感じです。
黒い部分はフィンです。
こちらから空気を吸い込み、冷たくした空気を下の吹き出し口から排出します。
冷やしたときにフィンが結露します。
その結露水を下のドレンパンで受け、排水パイプ(このエアコンであれば右側)へと流れていくのですが、ドレンパンに水が溜まっていました。
原因はこれだったのかなぁ?
④ドレンパンに溜まった水
ドレンパンには配管の錆汁、黒カビ、赤カビが生い茂っていました。
化けの皮を剥がすと、とんでもなく汚いです(汗
ちなみにですが、外した本体カバーの裏側は・・・
黒カビがちらほら散見されます。
⑤ドレンパンを外し、ドレンホースを抜く
ドレンパンに話を戻しますが、こちらはツメで部品がとりついているため、ツメを外すと取れますが、
右側にあるドレンホースが厄介で硬くて中々抜けず、ドレンパンを傾けると水はこぼれるし大変でした。
やっとの思いで外れたドレンパン
カビにまみれてました(汗
とりあえずカビキラーをスプレーします。
2回くらいカビキラー吹きかけて、あとは古歯ブラシでゴシゴシ磨きます。
断熱材の発泡スチロールは接着剤で貼りついていますが洗っていると外れました。
その裏もカビカビでしたので洗浄しました。
洗浄完了!
完全には綺麗にできませんでしたが、もう疲れていたのでヨシとします(笑
⑥シロッコファンもお掃除
せっかくなのでシロッコファン(吹き出し口から風を送るためのファン)も洗います。
エアコン洗浄スプレーをシャーっと吹きかけて、ウエスでふき取るとキレイになりました。
フィンも同じくエアコン洗浄スプレーを吹きかけました。
しかし、この状態でスプレーすると全部下に垂れますので、下面の養生をお忘れなく。
エアコン洗浄時の注意点ですが、基盤に水がかからないように注意してください。
こちらのエアコンの場合ですと、右側赤枠範囲になります。
⑦基板は濡らさないこと!
万が一この部分に水がかかった状態で通電すると、ショートして壊れてしまいます。
ビニールで養生しておくことをお勧めします。
ここまで来たら後は元に戻していくだけです。
基本的にバラすときの逆手順で復旧していきます。
エアコンを元に戻してから3週間以上経ちますが水漏れ、臭い等のトラブルもなく稼働中です。
こんな感じでお掃除してみては如何でしょうか。
ご参考になれば幸いです。